日曜日に久しぶりにお休みが取れたので、

この季節恒例の、鎌倉の旅に行って参りました。

長谷寺に百日紅(サルスベリ)の木があったので、ぱしゃり。

いや、もちろん紫陽花も見ましたよ(笑)

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しかし行く度にいつも思うんですが…
いつか海の見えるところに囲碁喫茶、作りたいなぁ〜

 

なんていうか、そば打ち体験やってるおそばやさんみたいな感じで、

囲碁×観光のようなことができる喫茶店(もちろんオーシャンビュー)やれたらなぁ。

 

鎌倉は着物レンタルとかもあるし、着物着て、
非日常を味わいながらの囲碁とか、素敵じゃないかしら。

 

さてさて、
今回は前回に引き続き、興味関心度別の囲碁の普及と伝え方②

よっしゃ!食いついてきたぁ〜!!となってからのアプローチ。

 

 

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それぞれの特徴と、アクションについてその②

 

 

囲碁というコンテンツを普及させるために、前回挙げた3パターンについて把握するとともに対応を考えます。

 

②囲碁にちょっと興味のある方

 

囲碁、よく分かんないけど、
簡単らしいし、自分にもできるかも??
別にやるかどうかは別にして、どんなもんかは聞いてみたいかも!

 

そんな段階が②
いわゆる興味の段階。

 

このパターンへのミッションは、いかに興味を持ってもらうかです。

難しいことはNG。

なお、勘違いしがちなのが、既に③以上の段階、
もの凄く興味を抱いてくださっている方には、今回のやり方はあまり効果的では無いということ。

囲碁が打てるようになりたい!と思っている時点で、
その方はもう③の段階以上に行ってます。

分かりやすくルールの説明をしてあげてください。

 

 

今回は、囲碁ってなんぞ?と思っているだけの段階。
そいでは、恒例のもしも話w

 

偶然知り合った女の子が、囲碁ってなにー?と軽く聞いてきてくれた場合。

 

前回に引き続き、碁会所でも囲碁イベントでも教室でもなく、
あくまで、偶然知り合っただけ。

 

 

こちらから話していいのは、

①黒と白使うから、オセロっぽいけどオセロじゃない

②マス目に置くんじゃなくて、交点に置く

③囲んだら取れる

くらいです。

 

こんな時、スマホやiPadあると、便利ですね。
囲むと自動で石が消えるので、感覚的にスッと入ってくるんです。

もう説明しながら置いちゃいましょう。

 

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交点ならどこでも置けるよ〜

 

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囲むと取れるよー

 

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囲むと…先に取っちゃうよ〜w

 

 

囲むと取れることが感覚的に分かったら、
もちろん相手にも取らせてあげてくださいね(笑)

 

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よく私がやるのは任意パス&待った無限大ハンデ。
お相手のご希望があれば私は次に打てないし、打った手が帳消しになるというビギナーズラックです。

 

これで、よっぽどマズイコミュニケーションでない限り、

ああ、石は囲うと取れるんだなっていうことが分かってもらえると思います。

 

勝ち負けが好きな方は、分かって来ると同時に、自分からビギナーズラックを使わなくなってきます。

今回のミッションは、「囲碁」というよく分からないコンテンツに、いかに興味を持ってもらうか。(2回目w)

 

大事なのは相手に、自ら進んで考えたいと思わせることです。

 

 

こうするとこうなるとか、
あーするとこうなるとか、

 

 

こっち(経験者)の目線で話すと「意味分かんないな」となる可能性が出てきます。

ちょっとでもそうなると、もう駄目だと私は思ってますので、

 

分からない事を分かりやすく説明するのではなく、

「よく分からない」と思わせないように誘導することが大事なのかなと。

 

そいで、相手の疑問に対してその答え「だけ」を簡潔に説明すること。(補足は辞めましょう。)

こちらから課題は提示せず、自発的な疑問を促してください。

 

 

さて、楽しくなってきたところで最後の仕上げです。
(楽しくなってなければ失敗です…)

今、囲碁に触れて、石が取れるね、取れないねを、
楽しくやって、仕組みが分かってきた所。

 

ここでさらっと、
「ところでさ、囲碁ってどうなったら勝ちだと思う?」
聞いてみましょう。

 

 

取った石が多い方が勝ち?
石が多い(盤上に)方が勝ち?

 

 

様々な意見が出ると思うので、

 

「実は囲った空き地(交点)の多い方が勝ちになるのよ〜」

 

くらいに説明してみましょう。2秒くらいでさらっと。

 

「え?そうなの?」「なんで?」と驚いてくれるか疑問を持ってくれたら成功。
次の段階に進んでくれるかもしれません。

 

 

そんなに難しく無くて、ちょっと雰囲気が分かって、自分にもできそう…

そしてできるようになると、

なんか自分にメリットがあるかも!(カッコイイかも!賢そうに見えるかも!大人っぽいかも!モテるかも!)

 

と、思わせることが出来れば、軽くルールの説明もして大丈夫でしょう。

逆に言うと、そうでも無い限り小難しい話(囲碁のルールとか…)はしない方がいいです。

 

ミッションは、いかに興味を持ってもらうかなので、

 

こちらがいかに工夫して話そうが、
あんまり興味が持てない話は、相手も聞いてて疲れるだけなのです。

 

 

以上、囲碁あんまり興味の無い方向けの普及の一例でしたー。

基本的によく言われる「普及」なるものは、
「囲碁打てるようになったらいいな!」と思っている人向けなので、

 

じゃあ、「囲碁打てるようになったらいいな!」とすら思ってない人にはどうするのよ?
というお話の一例(対面パターン)

 

誰かと飲みに行った時とかに、

試ししてみてはいかがでしょうかー

 

 
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