間違いを恐れない
「これであっているのか」「間違っていないか」
レッスンでこんなことを考えながら打つことって、ありませんか?
もちろん、誰でも少なからずそう思うことはあると思います。
レッスンで先生と打っているとなおさら…ですよね。
しかし、実はこの考えを持ってしまうと、上達の妨げになってしまう恐れがあります。
なぜなら、囲碁に「正しい手」というものは存在しないからです。
もし仮にあるとすればそれは、「これまでの歴史から、効率がいいとされている手」のことです。
その、「合っている」「間違っている」に執着してしまうと、途端に囲碁は「つまらないもの」になってしまいます。
「やりたいこと」を創造しよう!
手の成否は、目的を達成するための手段であり、過程です。
うまくいかなかった時に学び、修正すればいいだけのことなのです。
なので、そこに執着するのではなく、目的をまずはっきりさせるようにしましょう。
今、「陣地が欲しい」のか「石を取りたい」のか「守りたい」のか、「陣地を減らしたい」のか。これが目的です。
そのために「どうしたらいいのか」これが手段になります。
「どうしたらいいのか」より先に「どうしたいのか」を考えるようにしましょう。
囲碁は自由なゲームです。
講師に「私はこの石を取りたい!」とか、「ここの陣地を大きくしたい!」等、自身の「やりたいこと」を伝えてみましょう。
ぐぐっと上達のスピードが上がることでしょう。