お久しぶりです(笑)
お待たせ致しました。第8回目のコラムやっていきましょう!
今回のテーマは「決断力」です。
囲碁というゲームは決断の連続です。
どこに打ってもいいという性質上、選択肢が無限のように生まれますよね。
でも、自分がコレだ!と思う一手を選択しないといけないですよね。
今回は「決断して打つことの大切さ」をお伝えしていきます
・決断して打つとは?
対局(対戦)していて、「次、どこに打とうかなぁ」なんて迷うことありませんか?
で、なんとなくココでいいか!なんて打ってしまっていないでしょうか。
ちょっと待ってください!
なんとなく…ではなく、「私はこういった狙いがあるから、ここに打つんだ!」と決断してみて下さい。
「ここに陣地を作りたい!」「この石を取りにいきたい!」「最近覚えた定石を試してみたい!」狙いは何でも良いんです。
コレが決断して打つ、ということです。
・決断するって怖い…
わかります!怖いんですよね。
だって、自分が決断して打った手が敗着となって負けてしまうかもしれませんもん。
「悔しい1」「恥ずかしい」「なんて馬鹿なことやったんだ」
囲碁に限った話ではありませんが、自分なりに答えを導き出しての失敗は無駄になりません。
「何がいけなかったんだろう」「次はこうしてみよう」と失敗の原因を追求しますよね。
コレが大切。
一方、なんとなくで着手した内容って印象に残らないし、悩んだことすら忘れてしまったりしませんか?コレでは反省材料がないので、原因の追求も難しいですよね。
・上手や先生に「決断」の手助けをしてもらおう
レッスンでの一コマ。
先生が生徒さんとの対局の検討でこんな質問をしていました。
「なぜ、ここに打ちたいと思ったのですか?」
生徒さんは「ここの黒の陣地をもっと拡大したかったので」
と、スパッと答えられていました。
こういう生徒さんは強くなります。
先生も生徒さんの願い(?)を叶えるさらに良い一手、考え方を伝授していました。
もう、普段の対局でも対戦相手が強い人なら聞いちゃいましょう(笑)
「今、AとBで悩んでいるんですけど、私の狙いは○○です。どっちが良いですか?」と。
教えてくれるはずですし、自分の引き出しにはなかった重要な考え方を教えてくれるかもしれませんよ!