自由だからこそ、迷う
囲碁は自由に打てるゲームです。
しかし、自由であるがゆえに、「どこに打ったらいいのかわからない!」となりがちですよね。
ここ…かも?と思って打ったら、どうもうまく行かなかった。そんなことは日常茶飯事です(笑)
しかし、問題は「うまく行かなかったこと」ではなく、その原因が「ここかも?」というふわふわしている状態から始まっていることにあります。
指標を立ててみよう
そこで、どこに打ったらいいかわからない、不安だと感じる際、
一つの指標にしていただきたいのが、「順番に考える」ということです。
まず、自分の弱い石が無いかを確認しましょう。
弱い石とは、簡単に言うと、攻められそうな石、取られそうな石です。(詳しい定義は後日。今回は割愛します。)
弱い石が見当たらなかった場合は、次に相手の弱い石を見つけてみましょう。
プレッシャーをかけられないかな?攻められないかな?という部分を見つけて見るのです。
自分の石は弱く無い、相手の石も弱く無い
そんな時は、大場(相手の石も自分の石も遠い未開の地)の開拓や、
自分の陣地が増えそうなところ、相手の陣地が減りそうなところを探してみましょう。
少し難しいので、最初はわからないかもしれません。
しかし、打つ際に順番を意識して見ると、「盤全体をよく見直す」という癖も身について、上達に繋がります。
次の一手に困った時、
①自分の弱点は無いか
②相手の弱点は無いか
③大場は無いか
④自分が増えて相手が減るところは無いか
この順番を意識してみましょう。