継続を妨げる「不安」を解消しよう
囲碁に限らず、何事も継続することが一番の上達への近道です。
しかし、よく「なかなか強くならない」「強くなっているかどうか不安だ」と感じることはありませんか?
全然上達しているように実感できない…
だから継続へのモチベーションが下がってくる。
そこで諦めてしまって…「やっぱり囲碁は難しかったよ」「私には合わなかったよ」となってしまうこと、結構多いんです。
結論から言うと、「強くなっている気がしない」というのは、「気のせい」です(笑)
囲碁は学べば学ぶほど上達しています。
目に見えにくいだけなのです。
囲碁は語学に似ていると私は考えています。
対局は一種のコミュニケーションです。
例えば、一つの文法、いくつかの単語、異なった文化など、少しずつ少しずつ学んでいったとして、
いざ、ネイティブの方と会話をしよう!と思った際、
いきなりコミュニケーションが取れるか…というと、中々そうはいきませんよね。
でもだからといって、これまで学んできて上達していないかというと…そんなことはありません。
相手の会話の意図の理解と、それに対する受け答え方、そこに使用する文法、単語、
その文脈につながるような相手への投げかけ…
それがうまくマッチした時、コミュニケーションは成り立ちます。
そのコミュニケーションのために学んだそれぞれの知識や事柄は、全く無駄にはなっていないのです。
積み重ねは無駄にならない
囲碁も同じで、
上達というのは、徐々にではなく、
ある日突然カタチになって現れます。
…というと怪しい感じがするのですが(笑)実際そうなんです。
入門の方々の上達を見ていると、やはり、ある日突然強くなります。
積み重ねてきたものが一気に結果になって現れるのが囲碁です。
学んだことを「うまくマッチさせられた」時、自身でもそれを実感できます。
ですから、決して諦めないでください。
ゆっくりでも、それが上達に絶対役立っています。
それでも、「強くなっているか不安だ」と感じたら、
どこが自分の上達している部分なのかを、先生若しくは上手の方に聞いて見ましょう。
そして、自分は「しっかり力をつけている」という自信を持ってください。
それが継続につながり、上達を加速させるのです。