こんにちは。
前回のコラムで「記録すること」の大切さについて書きました。
今回はその続きです。
◎碁罫紙に記録する
この方法は一番オーソドックスですよね。
NHK杯で、女性の方が記入しているアレです。
ある意味、昔から馴染みのある“碁罫紙への記録”ですが、意外と欠点もあるんです。
・記入の番号を間違えやすい。
先番は奇数、その相手は偶数で記入していくのですが、意識していても間違えてしまうんですよね。途中で気づいても直せないし、並べ直す時に混乱するし。
・見返しづらい
上記の理由も関係するのですが、すべて手書きで記入するため番号のズレが生じますよね。黒は黒色、白は赤色のペンで記入するのが普通ですが、すべて黒で記入すると後でめちゃくちゃに勉強しづらい…。
・記入自体が面倒
これを言ってしまっては元も子もないのですが、単純に記入が面倒です(笑)レッスンなら先生がやってくれますが、普段やるには少し負担が大きいですよね。
そこで…
◎スマホ、タブレットの棋譜アプリで記入
もう、時代は令和!!
もっと手軽に、綺麗に棋譜を記録することが出来ます。
そう、皆さんお持ちのスマホ、タブレット!
無料のアプリをインストールして頂いて、そこにタップして簡単に記録できます。
番号間違いや、ペンの色に気を取られることなく、対局にも集中できます。
見返して復習するのも簡単ですしね。
◎写真を撮る
「いやいや、別に対局全てを記録する必要はないんだよ。」
そんな方には写真を撮るのもオススメです。
例えば、実戦にでてきた詰碁や定石、手筋を部分的にパシャリ!
これはとにかくお手軽です!
◎最後に
以上が棋譜を記録するオススメの方法です。
ただ記録するだけだと、見返した時に「あれ?ここでどう打てばよかったんだっけ?」となるので、メモも残した方が復習が捗りますよ!