碁会所を始めよう!と思った時に一番頭を悩ますのは「集客」ではないでしょうか。
私が前オーナーから引き継いだ当初、看板を見て来ました!といった新規のお客様は0でした。
それどころか、開始オープン3ヶ月目にして、それまで長年ご来店いただいてた常連様の半数以上がいなくなってしまった状態でした。
前オーナーの暖かい家族的経営に対して、経営素人・囲碁初心者の私ではそれは当然の事と言えました…。
そこで、新しいお店作りをするために、まず始めた事が、「集客」です。
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もくじ
なぜ碁会所は入り辛いのか
私が目指しているのは、「入門・初心者から有段者まで、誰でも気軽に入れる碁会所」です。
ところが…ほとんどの碁会所は、「入りにくい…」「敷居が高い」「怖い」といった印象です。
もちろん樹林も同じです。
なぜ碁会所が入り辛いか…それは簡単。
碁会所は、怖そうな場所にある
ほとんどの碁会所は雑居ビルに入っているのではないでしょうか。
路面に面したオシャレな喫茶店なら気軽に入れますが、
薄暗い雑居ビルの2階で、他の階には怪しいスナックやマッサージ店が…なんて場所に、気軽に入る事はできませんね。
碁会所は実態が分からない
どこか碁階所に行こうと思ってインターネット等で調べたとしても、
ほとんど情報が無い!そんな碁会所、多く無いですか?当初は樹林もそうでした。
どういう雰囲気なのか、特に初心者は、行って大丈夫なのかどうかも分からない…。
勇気を出して薄暗いビルの一室の扉を叩く、それが碁会所。
そりゃ新しいお客さんなんて滅多にやってきません。
初心者・入門者なんてなおのことです。
最もコストのかからない集客とは
さて、碁会所に新しいお客さんを呼ぶにあたって、障害になっているのこととして、
場所・環境の悪さ、実態の不明瞭さの2点を挙げました。これらを改善しなければ、新規集客は難しい…
そこで、まずは実態の不明瞭さを改善するために、ホームページを作成し、WEBを活用した集客を行ないました。(もちろん来店しやすい場所・環境にすることも重要ですが、お店を始めた当時、学生上がりだった私に場所・環境を変えるお金は無かったため、必然的にそうなりました。)
ホームページで集客する
ホームページを作ったことによって、碁会所を探しているお客様に、事前にお店の雰囲気や料金、店内の様子等をお伝えできるようになり、碁会所に対する「閉鎖的でよくわからない怖さ」を拭い去る事ができました。
そして、樹林が囲碁喫茶であることや、初心者を歓迎していること等、様々な情報を毎日発信していき、碁会所の怖いマイナスイメージから、「囲碁喫茶樹林はそんなに怖くないかも?」というプラスイメージに変えて行きました。
その結果、1ヶ月余でゼロだった新規顧客が、少しずつ来店するようになりました。
SNS活用でコストゼロの集客
twitterやfacebook等のソーシャルネットワーク(SNS)は、全くコストをかけずに、
しかも早い段階からの集客ができました。
手軽に始められ、来店前からオンライン上でコミュニケーションがとれるため、
より安心感を持って来店を検討していただけます。
また、ファンの囲い込みもできるため、定期的な情報発信も可能です。
現在、樹林にご来店くださる新規顧客様の7割はWEBからのお客様です。
SNSやホームページの作り方、活用方法等は追々記事にしていく予定です。
WEB集客のメリット
・自作する場合、コストがほとんどかからない。(サーバー・ドメイン費のみ。年間1万未満。)
・他広告媒体が限定的な情報発信なことに比べ、WEBでは継続して情報発信ができる。
・他業種に比べ、碁会所や囲碁将棋関係のWEB媒体が少ないため、検索されやすく、人目に触れる機会が多い。
・気軽に問い合わせができる。
・紹介しやすい。
・情報発信の自由度が高い。
・すぐに更新/情報発信ができる。
・日本棋院や他碁会所のポータルサイト等から探して貰いやすい。
その他の集客
もちろんWEBだけで集客していたわけではありません。
当初初心者だったこともあり、様々な囲碁のイベントにお邪魔したり、囲碁教室に出向いたり、インターネット囲碁を始めたりといった、実際に動いての集客活動も行ないました。
来店前に直接交流したお客様の方がリピート率は高く、常連さんになりやすい傾向にあります。
その他にも、
・チラシを作って配る(ポスティング)
・囲碁将棋関係の雑誌等に広告を載せる(とても高いですが…)
・地域紙等に広告を載せる等
まとめ
・碁会所に集客するには、実態を明らかにすることから始める。
・集客するには、WEBを活用するが吉
詳しい集客方法などの内容は、また次回
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