碁会所を運営するのは、今の時代、とても大変なことです。
もちろん樹林も然り。
様々な碁会所が様々な工夫をこらしていますが、なかなか難しい。
故に、碁会所の数は今もなおどんどん数が減っていっています。
この問題をクリアするためには、業界の現状を理解し、
その現状に沿ったやり方を考え、変えて行く必要があると私は考えています。
つまり、現在の碁会所産業は
発展傾向にあるか、停滞傾向にあるのか、衰退傾向にあるのか…
残念ながら、現在は衰退傾向にある…というのが逃れようのない事実です。
では、衰退傾向にあるこの碁会所産業、盛り上げて行くには…
ということで、私が最近画策しているのが碁会所連携プロジェクトです。
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碁会所連携の必要性
きっかけ
これまで樹林でも様々な企画や施策を行ない、
ようやっとお店として形になりつつはありますが、
この4年間、様々な無茶をした結果が現在です。
更なる発展のためには、更なる無茶をし続けなければならないという、悪循環に…
とりあえず気合があればなんとかなる!
と思い、走り続けて参りましたが、
ここまできて、ようやっと
個人、一店舗でやり続けるには限界がある
という事に気付いて参りました。(遅過ぎました…)
もちろん忍耐強く努力をし続ければ、限界なんてありませんが…
現行のまま一個人で行なうとすると、恐らくあと十数年耐え忍ぶことになりそうです(笑)
現状打破のためのこれまでの考え方として、
自身の経営や施策、店舗についての見直し等を行なって参りました。
そこが不足しているからうまく行かない…
改善、改善…そんな4年間でした。
ちょっとうまく行った…けどまだまだ
ちょっとうまく行った…けどまだまだ
こんなことを繰り返して4年。
ふと
あれ?
なんかもう、コレ、私のせいじゃなくね?
…業界が悪いんじゃね?
語弊がありそうなので、以下弁明しますがw
要するに、
衰退期における業態で現行の努力はあまり功を成さない、ということです。
じゃあ、違う方向にシフトしよう!
そう思い出したのがきっかけでした。
市場規模の話
店舗における経営、施策は、市場であるパイをいかに大きく切り分けるか、を左右するものでした。
円が碁会所産業全体の市場。
その中でどれだけシェアを持てるかが、1店舗における経営。(青い部分をどれだけ増やせるか)
面積が売上だと考えれば分かりやすいです。
青い扇形の角度を増やせば、それだけ利益は上がりますね。
ところが、衰退傾向にある市場では、この円自体がどんどん小さくなっていきます。
いくら角度を増やすために努力をしても、円の直径が狭まってしまうので、面積(売上)が増えにくくなってしまいます。
そこで、このままではいかん!と思い、
パイ(円)の大きさを増やすことにしました。
角度を増やすだけではなく、円の直径も広げようとしたのです。
つまり、普及(碁会所に来る見込み顧客を増やす)ですね。
教室を始め、一般地域のフェアに出展してみたり、取材を受けてみたり…
碁会所はもっと楽しいところです!
是非来てください!と、声を上げました。
考え方は間違っていなかったのですが…
そう、角度を増やすことは1店舗あたりの努力でなんとかなりますが、
直径を増やすとなると、市場規模の話になります。
そんなこと、一人でできるわけがないwww
縮小しているとはいえ、一店舗が声を上げたところで、
円が爆発的に大きくなるということはありえないのです。
というよりもよく一人でやろうとしてたな…
無知とは恐ろしい。
4年の時を経て身を以て実感致しました(泣)
しかしこのまま縮小が続けば、厳しい状態なままなのも事実。
そこでやろうとしているのが、今回の碁会所連携プロジェクトなのです。
一店舗が声を上げてもあまり効果は無いけど、それが数十、数百となったら…?
そう、そのための碁会所連携。
じゃあ、具体的に、碁会所連携プロジェクトとはなんぞや?
…というのは、また長くなりそうなので、次回。
しかし4周年に当たる10月は、色々やりすぎて本当に疲れました…(笑)
年末に向けてまだまだバタバタしますが、
なるべく更新しますので、気長にお待ちいただければ幸いですm(_ _)m
そいではまた!
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