前回の記事での書き忘れで、
連携部分のメリットとして…
これは主に私にとってメリットなのですが(笑)
様々な碁会所運営の工夫が勉強になる
という部分があります。
4年間ほとんど一人で運営してきた樹林ですが、
何十年も経営されている碁会所さんのノウハウはとても勉強になります。
連携を通して、それぞれのノウハウを共有できれば、
お客様に提供できるサービスも多くなり、碁会所はより良いものになります。
まだ数える程しか伺っておりませんが、今回はそんな各碁会所さんの工夫で、
私が是非とも真似したい!と思った取り組みを、いくつかご紹介致します。
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それぞれの碁会所の工夫
梁山泊さんの例
しまったなぁ…と思うのが、写真を撮っていないこと。
文だけでなかなか分かり辛いかもしれませんが、ご勘弁を><
さて、梁山泊さんと対抗戦をした際、
冷蔵庫に貼ってあったのが、
梁山泊囲碁十傑
なんてカッコイイ…
梁山泊さんでの点数で対局カードの得点が高い10人が選ばれ、名を連ねておりました。
交流戦後の飲み会でも、梁山泊のお客さんから、
「私は◯◯番目で〜」等のお話を、よく伺いました。
皆様がそれをモチベーションにされている様子が良く分かります。
十傑に名を連ねる事が、誇りになり、目標になり、そしてモチベーションになっているのでしょう。
こういった取り組みが、
お客さんの心を掴み、動かし、梁山泊さんの魅力を惹きたてているのでしょう。
樹林でも真似したい…
寿林さんの例
川口の寿林さんでは、自分の名前の札が、
段級位順に、道場の札のように貼り出されています。
私の名前も、三段の所に掛けていただいています。
寿林さんに行く度に、自分の名前が段位の部分にある…
これ、とても嬉しいことなのです。
その碁会所の一員というか、碁会所に、自分のポジションが表示されていることに、
とても誇りを感じます。
一人一人のお客様をとても大事にしていることが分かります。
樹林でも当初はやっていたのですが、ちょっと素材費と掲示場所が…ということで取りやめてしまいましたが、
改めて、素晴らしい取り組みだなぁと感じました。
やはりこれも、近々真似します(笑)
拝島本因坊さんの例
拝島さんでは、大会を行なう際、クラスを三部に分けて大会を行なっているそうです。
そう、例えば五段は五段でも、差は結構あったりします。
同じ五段なので、六段の方に敵わないのは同じなのですが、
でも同じ五段なのに、なんかこの人の方が勝ち越している…
よくあることです。
そこで、拝島さんでは、一つの大会で、
高段Aクラス、中段Bクラス、低中段Cクラスに分けて
大会を行なっているそうです。
もちろんハンディ戦。
それぞれのクラスで優勝者を決め、表彰もしているそうです。
なかなか優勝が出来ない下手でも、クラスを下げれば、優勝の可能性もあります。
また、そのクラスで優勝、好成績を納めることができたからこそ、
上のクラスへの挑戦のモチベーションが高まる…という仕組みです。
勝負の世界とはいえ、「負ける」というのは、正直辛い者です…。
やっぱり自分は弱いから…
あの人には流石に負けてもしょうがないか…
なんて、つい弱気になってしまいます。
大会というのは結構難しくて、
負けるつもりで参加されている方なんてほとんどいません。
でも、ずっと負け続けていたら?
そりゃ、参加もしたくなくなります。
表彰されるのはごく一部で、ほとんどの参加者は負けになってしまう。
例えば25人参加の囲碁大会
表彰は3人。他22人は何もありません。
(もちろん、敗北から学ぶ事は数多くありますよ!それをモチベーションに変える力のある方もいらっしゃいます。)
でも、 拝島さんの大会では、
3クラスに別れているので、表彰はなんと9人!
しかも参加賞が全員にあります!
思わず、私も出てみたいなぁ…
そう思わせる大会運営でした。
本当に勉強になります。
初台囲碁クラブさんの例
新宿の 初台囲碁クラブさんは、樹林が最も懇意にさせていただいている碁会所です。
様々な取り組みをされているので、一気に挙げきれないのですが、
今回取り挙げさせていただくのは、
サークルの紹介についてです。
初台さんのホームページを拝見すると、
サークル紹介なるものがございます。
樹林にも多くの団体様にご利用いただいておりますが、
碁会所として積極的に紹介していることが、私には新鮮で、
そして見習うべき点として、とても勉強になりました。
あまり多く書くと、また長くなりそうなので割愛しますが(笑)
囲碁をやりたいなって思ったとき、
継続のきっかけになるのは、やっぱり「人」
仲間なんです。
碁会所の宣伝をする際、場所、施設を重視しがちですが、
「人」の集まりであるサークルを碁会所として発信していくというのは、
なかなか他に見ないことです。
囲碁を打つ方はコミュニティ(仲間)を求めています。
コミュニティ(仲間)もまた、新しい「人」を求めています。
それを碁会所として支援することは、とても素晴らしいことです。
何気なく行なっていることかもしれませんが、
席亭さんの人柄なのでしょう。
見習わなければならないな、と私も改めて「人」の大切さに気付かされました。
まとめ
このように、様々な碁会所との交流を通して、
それぞれの碁会所さんの様々な運営の工夫やノウハウを学ぶことができました。
経験の浅い私にとって、こんなに勉強になることはございません。
本当に残念なこと、それは、
こんなに素晴らしい取り組みをされているのに、
それがごく一部の方、御来店されている方にしか伝わらない…
そして、それぞれが行なっているだけで、碁会所全体にそのサービスが行き届かないという点。
もっと碁会所にいらしてくださる人を増やしたい
もっともっとお客様へのサービスの質を高めたい
そう考えた際に、
私はこの碁会所の連携ということの重要性を
改めて認識しております。
今でこそ、樹林対他碁会所ですが、
碁会所と碁会所
人と人
そこが結び付く事で、新しい波を作る事ができるのではないか
そう、考えているのです。
…
……
………
割とそれっぽく締めましたが(笑)
最後に…
他にも、
「そのテーブル、どこで仕入れたんすか??」
とか
「いい椅子ですね…うちもそれにしたいなぁ」
とか、
「いいなぁそのレイアウト!!」
とか、
店舗環境面でもかなり勉強させていただいております(笑)
勉強することがたくさんじゃぁ…
さ、そいでは、また次回!
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