経営、企画、運営、広報、マーケティング、コンテンツ作成、営業…
碁会所を経営するにあたって、やることはたくさんあるわけですが、
今回はWEBのマーケティング分野に関して、
最近面白い結果が出てたので、本ブログをサンプルに、ちょろっと書いてみようかと。
スポンサーリンク
もくじ
WEBマーケティングにおける原則
WEBマーケティングに関わらず、私は以下を基準に物事を考えることが多いです。
成約数(コンバージョン)=アクセス数×CVR(コンバージョン率)
アクセス数とは、つまり何人がそこに訪れたか。
WEB上だとそのままに、自分のサイトに訪れた人の数になります。
そしてCVRとは、成約率のことを言います。
例えば、ある碁会所のホームページを100人見たとして、
じゃあ一体何人が実際に来店したの?といった割合
新規ユーザーのアクセス数が月間2000人だったとして、
その月にWEBを見て来店した新規顧客数(成約数)が50人であれば、
50÷2000×100=2.5%となるため、
来店CVRは2.5%となります。
つまり、WEBを通して碁会所にお客さんを集客したい場合、
そのサイトのアクセス数を上げるか、CVRを上げるかすればいいということ。
どうすれば上げられる?というのはまた別の機会にするとして…(かなり長くなるのでw)
今回は分析の必要性を中心に書いていきます。
分析することの重要性
自分の目標設定と、実際のユーザーの目的。
アクセスを集め、CVRを高めるためには、以下のサイト方針を立てる必要があります。
自分のサイトにどんなユーザーが来て欲しいのか。
お店だったら来店ユーザーをどこに定めているのかとなりますが、
今回のモデルケースは本ブログ。
なので、私がどんなユーザーに向けて情報を発信しているのかということを明確にする必要があります。
(なんだか分からないサイトにわざわざアクセスしようなんて人、いませんよね…。)
基本的に本ブログは、
碁会所と囲碁に興味を持たれている方(碁会所を始めたい!行ってみたい/囲碁ってなんぞや?/どうすれば囲碁強くなるん?といった方)を対象に書いています。
そのため、そういった方が検索しやすいような記事、ワードを用いて構成をしています。(このブログ自体はあまりしてないこともありますが…w)
で、実際アクセスしている人は、どういった人なの?というのを分析し、
ユーザーのニーズと自分の方針が乖離していないか、
また、乖離しているとするならば、ユーザーに合わせて変えていくのか、
方針、アクセス戦略を修正していくのかを判断する必要があります。
例えば、囲碁の情報を求めているユーザーよりも、
店舗経営の情報をメインにしたユーザーが多く訪れているのであれば、
そういった記事を書いた方がよりユーザーは興味関心を持ちますね。
プリンが食べたいなーと思って洋菓子店にアクセスしたけど、実際はそんなにプリンに力を入れてないや…
となれば、もうそのサイトに訪れることもないわけです。
ユーザーが求めているのは「プリン」の情報。店舗が発信しているのは「洋菓子全般」。
分析した上で、店舗が「プリン」フェアを始めたら…?
といったように、顧客が求めているニーズをしっかり分析することは、とても大事なことです。
樹林ブログのユーザーは?
本ブログのアクセスユーザーのニーズを調べる一つの指標として、
検索ワードを調べる
ことが挙げられます。
実際どんなワードでこのブログにアクセスしてくださっているのか。
6月までのユーザー分布は以下です。
【既存と新規ユーザーの割合】
既存ユーザーアクセス ⇨ 2割
新規ユーザーアクセス ⇨ 8割
【検索ワードから見るユーザーのニーズ】
第1位 囲碁が強くなりたいと思っているユーザー
検索ワード⇨囲碁強くなる系/囲碁面白さ,楽しさ系のワード
第2位 碁会所経営に興味を持っているユーザー
検索ワード⇨碁会所経営系/囲碁 今後/碁会所 採算系
第3位 囲碁に関するブログを閲覧したいと思っているユーザー
検索ワード⇨囲碁 ブログ系
第4位 飲食店経営について興味を持っているユーザー
検索ワード⇨カフェ 調理/カフェ 効率系
第4位は意外でした(笑)結構な数のアクセスがあるので、調理関係、今後も書いていこうかな。
ちなみに検索ワードは囲碁が強くなるためには系が多かったのですが、
アクセスは、ダントツに経営系の記事に集中しています。
変化したユーザーのニーズ
上記、実は6月時点の分析結果。
やはり、
囲碁が強くなるためにはどうしたらいいだろう?という、
既に囲碁を始めているであろうユーザーに多く訪問いただいていました。
ところが…
7月に入ると、これまでになかったユーザーのアクセスが、なんとトップになっておりました!
そう、7月は以下二つのワードがトレンドだったわけです。
①碁会所 料金
②碁会所
①に関しては偉いことに、6月と比べて約8倍の検索が
②に関しても約4倍の検索がありました。
検索ワードの変化から読み取れること
「碁会所 料金」と、「碁会所」の検索数が圧倒的な伸びを見せているということは、
つまり、
碁会所に行ったことのない方の、碁会所への関心が高まっている
ということですね。
そこで、「碁会所はこんなところなんですよー」といった情報記事を提供できれば、
碁会所への来店CVが高くなる可能性がありました。
碁会所になじみのある方からすれば意外かもしれませんが、
碁会所に行ったことが無い、若しくは初めていらっしゃるお客様からは、
「碁会所がどういうシステムなのかさっぱりわからない」
という声をよくいただきます。
(そのため、樹林では初来店の方には必ずお店のシステムのご説明をさせていただいています。)
なぜ急に碁会所への関心が高まったのか
それは急激なアクセスがあった時期を分析すると読み取ることができます。
爆発的にこの検索ワードが伸びたのは、「7月8日」
この日付、ピンと来ませんか?
そうです、
実はこの日、NHKの「ドキュメント72時間」という番組で、
新宿の碁会所、秀作さんが取り上げられた回の放映でした。
つまり、その番組を見て、「碁会所ってどんなところなんだろう」と興味を持って検索した方が大勢いたんですね。
さすがマスメディア効果といったところです。
このように、WEBの分析をちょっとすることによって、様々なことがわかります。
その分析結果を活用し、運用することによって、
来店数や販売数などの成約数を高めていけるのです。
いかがでしたでしょうか。
今回は、NHKの番組放送によってこのブログに面白い変化が起きていたので、
それについてちらっと書こううかなーと思っていたので、そこまで詳しいマーケティングの話はしていませんが、
機会があったらそのうち綺麗にまとめたのを書く予定ですw
そこらへんの話、詳しく聞きたいなーと思ったら、樹林に遊びに来てください(営業ww)
そいでは今日はこのへんで!
スポンサーリンク
コメントは受け付けていません。