昨日、「ねーねー店長、なんで囲碁って19路盤なんだろ?中途半端じゃない?」と、聞かれました。
19…そう、私が一番輝いていた年。自由と青春を謳歌した、若々しく未来に満ちあふれた、大人の一歩手前。皆が戻りたい19。19という数は、それほどまでに魅力的な…

なんてことは一切全く関係なく。

さて、じゃあ、なんで19路なんでしょ。確かに中途半端ですね。
ちょろっと調べてみました。
注)あくまでちょろっと調べただけなので、「ふーん」程度にしていただければ!

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囲碁の歴史

囲碁の実際の起源はまだはっきり分かっていないらしいです。(4千年くらい前の中国説が有力らしい)
中国で占星術の一法が変化・洗練されて今の形となったのではないかと言われています。
※占星術:天体の位置、動きなどと、人間、社会の在り方を経験的に結びつけて占う技術

ちょっと前にやってた映画「天地明察」でも、岡田さんが演じていた安井算哲が、囲碁と天体観測をしてましたね。(それにしても宮崎あおいさん、可愛いかったですね!)

その、占星術の一法が変化・洗練されて今の形となったのではないかと言われています。

日本に伝来したのは奈良時代くらい。(遣唐使の吉備真備から伝えられたらしい)
最初は公家や僧侶や貴族が嗜んでいたらしいのですが、室町時代くらいから、武家、庶民にも広まったそうです。
(ここらへんは歴史の変遷からいろいろ推察できそうですが、今回は割愛)
また、ちょっと調べてみて面白かったのが、最初はお互いに石を置き合ってからの対局が昔のスタンダードだったということ。(つまり布石の考えが無かったんですね)
かの有名な日海(信長・秀吉・家康の囲碁の師匠)が盤上にまったく石の無い状態から打ち始める方式へ移行させたそうです。

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画:狩野永徳

なるほど…ちょっと調べてるだけで楽しくなってきました!

実は昔は17路盤??

考古学的な考証を見ると、2002年に中国陝西省の考古学者が、前漢の景帝陽陵で、前漢時代(206 BC – 24 AD)のものと思われる陶製碁盤を発見した。この碁盤は17路盤で、出土時に破損していて最長の部分で縦およそ28.5センチメートル、横19.7センチメートル、高さ3.6センチメートルだった。つまり、中国碁は前漢時代17路盤であったと考えられている。現在は様々な発掘から9路盤、17路盤、19路盤というように、盤のサイズが時代とともに変化してきたと考えられている。ーwikipedia「囲碁の歴史」

ん?17路盤??
なんで?と思ったら、納得。
9路盤を4枚繋げると、17路になるから!(繋げた際、被った線を重ねると、線は17本ですね♪)
そう考えると、19路盤のほうがなんで??となりますね。

19路盤である理由

先にも記述したように、囲碁は占いの道具でした。
19路盤の交点の数は、19×19=361

これは、古代中国の暦(1年)と同じ数なんだそうです。
つまり、交点の数を暦、碁石を中国哲学の陰陽に用いていたのだそうです。

だから19路盤。

なるほど…。

まとめ

碁盤が19路盤なのは、昔中国で占いに使われていたことが起源で、
19×19=361が、丁度古代中国の暦にあたるためである。

新たに生まれる謎

19路盤である理由は分かりましたが…
色々調べてると、9路盤が起源っぽい。そこから派生して17路。
じゃあ、そもそも9路盤って、なんで9路なんでしょ?どこから9の数字が出てきたのか…。

うーん、もっと調べる余地がありそうです。

面白い考察と、参考にしたサイト

 
碁盤が19路盤でなければならない何か科学的というか理屈があるはずだ!
という観点から考察しているサイトがありました。
大変面白かったのでご紹介
http://www2.tcn.ne.jp/~einstein/igo1.html

また、9路じゃなくて、5路から始まったんじゃない?という推察を紹介しているページもありました!
http://www2.tcn.ne.jp/~einstein/igo1.html

店長のお気に入り(日本棋院/囲碁の歴史)
http://www.nihonkiin.or.jp/juniorclub/history/index.htm

 

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