うおおおおお!!!!

強くなりだいっ!

 

ドンッ!!!!

 

 

と、いうことで、

さあ、布石だ!定石だ!死活だ!本!本!!

 

と、なりがちなんですが、

 

それで強くなれるかというと、実はあまり効果無いことが多いんです。(稀に効果ある方もいますが。)

 

よく聞くのは、

本も読んでるし、対局もバンバンしてる

 

でも、伸び悩んでるんだよねぇ〜

 

という言葉。

 

 

そう、せっかく一生懸命やっているのに、あまり力になっていない

やんなっちゃう…

 

 

どうしてなんでしょ。

 

 

原因は、「学び過ぎ」だと私は考えています。

 

学ぶのが好きな方」はどんどんやってもいいと思うんですが、

強くなりたいから一生懸命学ぶ」というのであれば、

「学び過ぎ」はちょっとした罠です。

 

前者は「学ぶ」ことが目的

後者は「強くなる」ことが目的

 

冒頭で書いた、「学んでも強くなれない」という方は、

棋力向上のために学習している、後者ですね。

 

 

そいじゃあ、どうすりゃ強くなるのさ?

ということで、今回は「やること以外はやらない学習」のススメ。

 

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「やること以外はやらない学習」のススメ。

身につくまでの過程を考える

 

新しい知識を定着させるためには、

まず学び、実践し、それを繰り返すことが必要です。

 

よく言う、インプットとアウトプットですね。

 

囲碁を勉強する過程を考えてみましょう。

 

本を読むとは、それすなわち、「インプット」なんです。

 

じゃ、「アウトプット」は?というと、単純に実戦(対局)になります。

 

 

さて、一生懸命本を読んで、沢山の知識に「触れ」たとしましょう。

莫大な量のインプットです。

それを定着させるには、アウトプットが必要。

 

じゃあ、アウトプットだ!ということで実戦対局をしたとします。

 

インプットした知識は、その対局で全てアウトプットできましたか…?(そもそもその一局に全部出てきましたか?)

 

 

そう、無理があるんです。

むしろ逆効果であるとも言えます。

 

 

そもそもその莫大な量の情報、本当に全部インプットされてる…?

ここからもう既に学び過ぎ神話の崩壊が始まっています。

 

 

自身の容量を考え、向き合う

 

例えば、今日あった出来事を、1週間後も自信持って覚えてられるわ!

といえる項目数を考えてみてください。

 

もちろん明日、明後日の出来事も、その1週間後に鮮明に説明すると仮定して。

 

いくつまで覚えていられる自信がありますか?

 

ちなみに私は頑張って3つが限界です(笑)

意識しなければ、1つだとしても無理でしょう。

 

脳は必要だと思ったこと以外は忘れるようにできています。

それは、頭が悪いとかダメだとかいうことではなく、

もうね、

 

仕方のないことなんですよ。

 

なので、まずは学ぶ自分の容量を仮定、設定する必要があります。

 

記憶力も学習力もあまり高くない私は、

 

1日に3つ以上の新しいことは覚えられない

 

そう仮定した上でそれ以外やらないということにしています。

 

また、3つのうち1つはほとんど忘れるし、

うち1つは曖昧な情報としか覚えていられないものだと仮定しています。

 

インプットだけでも、覚えていられる内容はこんなものです。

 

 

仮定から学習方法を考える(やることの厳選)

 

さて、3つしか覚えられないと仮定している私は、

少ない情報量を確実にインプットし、積み重ねるという手法を採用しています。

 

まず、学習したい項目を厳選します。(大体1日1〜2項目です。)

 

例えば、布石なら布石の中のテーマ2つと、死活なら死活の、実戦死活を新しく1つ。

 

学習にはストップウォッチを使います。

決まった時間のみ学習することで、集中力もあげます。

※こんなツールを使ってみたり、こんなツールを使ってみたり…

 

3つだけなら、集中すれば30分程で大抵はインプットすることができます。

学習時間を1時間と決めている際は、

残り半分を、前日、前々日、1週間前に学んだことの確認と復習に当てます。

 

真面目だから…ではないんです。

 

できるだけ長い時間勉強をしたくない

できるだけ学んだことを忘れたくない 

 

という邪な理由により、こんな感じで学んでいます(笑)

勉強、嫌いなので…

 

私は1時間ですが、人によっては2時間、3時間と、

時間単位で学習量を増やしていってもいいと思います。(主に増やすのは復習内容にした方がいいですが。)

 

間違っても本を読んだページ数や数にしないでください。

 

学習の質(擬似アウトプットとのセット)

 

学習(インプット)について、

少ない情報量を確実に積み重ねる方が効率がいいと私は考えていますが。

それでもまだ、インプットの段階です。

 

定着にはアウトプットが必要…

アウトプットは実戦でしたね。

 

学んだカタチがすぐ実戦で出てきてくれればそれが一番いいんですが、

なかなかそうはいきません…。

しかも囲碁は一局1時間はかかってしまいます。

 

効率…あまり良くないですね。

 

 

そこで、

 

①インプット時に擬似アウトプットをすること

実戦で自分なりの仮説を立てること

 

を、お勧めします。

 

 

①については、

それがどのような問題で、どういったポイントがあったかを、学びながら自分で要約するという作業。

最初は文字や手順番号を追って覚えてOKなのですが、

なぜ切ったのか、なぜそこに置くのか等を、その理由を解説する文章を読む前に心に留めておくことが大事です。

 

復習する際は、問題図や目次を見ただけで、そのポイントを思い出そうとする作業をしてください。

 

また、本を閉じた際、

その日に何を学んだのか、項目のポイントはなんだったのかをもう一度頭に浮かべ、終了します。

 

私はそれを擬似アウトプットと勝手に名付けています。

意外と効果ありますよ。

 

 

②については、

実戦で問題図の形が出なくとも、学んだ項目とポイントを思い出し、

自分なりに仮説を立てた上で臨むようにします。間違っていてもいいんです。

要はインプットした情報を「使う」作業を対局中に行うことが必要です。

 

本の通りのカタチが出てくることは稀ですが、

本が主張している要点(ポイント)はどこかしらの局面で必ず出てきます。(早々に潰れない限り…)

 

まとめ

 

①自分の容量を見極めた上で、やることを限定する

②新しい知識<復習

③時間を決める

④自分なりに要約し、仮説を立てる

⑤学んだこと、やったことのを確認する

 

いかがでしたでしょうか。

 

 

また、「やること以外やらない学習」の最大のメリットとしては、

自身のやったことが「着実に力になっている」実感が湧くことだと私は思っています。

 

 

「たくさん勉強したのに強くならない…」とネガティブにならず、

「やったことはしっかり力になっている!」とポジティブに考えられるようになるので、

モチベーションにも影響しますね♪

 

それが継続につながり、その積み重ねが力になっていきます。

 

 

そんなわけで、「やること以外はやらない学習」オススメですよヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ

 

そいでは今回はこの辺で〜

 

 

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