こんばんは!

 

最近額の皺が残るようになった店長です。

お店をオープンしたときは20代前半でしたが、気付けばそろそろ30です。

 

いよいよ年か!(笑)

 

 

さてさて、Googleの人工知能が囲碁で人間を打ち負かしたり、

井山先生が史上初の七冠を達成したり、

大規模なペア碁国際大会が開催されたり(これ、開催直前期間のプロモーションすごかったなぁ)

 

いよいよ囲碁に注目が集まって来ている訳ですが、

世間的には相変わらず、「囲碁ってなんぞやww」といった認識です。

 

それでは、そもそも囲碁をやる事でどんなメリットがあるの?ということについて、今回はつらつらと書いて行きます。

長くなりそう…

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囲碁の効用

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①集中力が身に付く

一局の対局にかかる時間は一般的に約1時間〜1時間半。

 

プロのタイトル戦ともなると、2日がかりで打つこともあります。

もちろん休憩を挟んだりすることもありまが、考え続ける時間は決して短いものではありません。

 

長い時間、目の前の盤上で最善の一手を模索・思考し、考え続ける競技であるため、

自然と集中力が身に付きます。

 

 

②独創性が身に付く

囲碁は、既にある駒や局面を征服、侵略するゲームではなく、

何も無い状態から、ひとつひとつ自分の力で創り出して行くゲームです。

 

自分がどうしたいのか、何をしたいのかをイメージし、盤上に反映していく必要があるため、

独創性を身に付けることができます。

 

③思考力が身に付く

囲碁は、打つ前に、目の前に無い未来を先読みし、複数ある結果を予測したうえで、

有効な手かどうかを判断する必要があるため、思考力が身に付きます。

 

④決断力が身に付く

「打つ」ということは、「決断する」ということです。

撤退する、リスクを負いながらも攻める、といった判断も形勢によって「決断」しなければなりません。

自分の打った手が、もしかしたら悪手かもしれない。予想もしなかった未来になってしまうかもしれない…。

しかし、延々と考えているだけでは、対局は終わりません。

もちろん、持ち時間の無い対局もありますが、基本的には決まった持ち時間の中で今ある自分の中の最善を見つけ、恐れずに打つことで、自身の決断力を身に付けることができます。

 

⑤忍耐力が身に付く

囲碁はどちらかが一方的に良くなるという手はありません。(相手が間違えた場合は別ですが…)

焦って無理な手を連発すると、痛い目に合うといったことが多々あります。

自分が得をすれば、相手も得する余地がどこかで存在するのです。

そのため、時には相手が得する様を、じっと我慢しなければならないことも必要です。

 

このように、形勢が悪い中でも、辛抱強く、チャンスを狙うことを繰り返すことによって、忍耐力が身に付くのです。

 

⑥柔軟性が身に付く

先にも述べましたが、囲碁はどちらかが一方的に得するといったことはありません。

そのため、相手にも利益を与えつつ、自分がさらに得するように、

バランス良く、柔軟に考える必要があります。

 

これはビジネスの考え方にも良く似ています。

 

⑦大局観が身に付く

囲碁は部分的な読みや戦いだけではなく、

全局的に形勢判断をして手を選ぶ必要があります。

 

例えば部分的には相手の方が利益を得ていたとしても、

他の部分でより利益を得られる手を選べれば、それが勝利に結びつきます。

このように、

全体を俯瞰して見ることで、総合的に判断する大局観を身につけることができます。

 

 

⑧記憶力が向上する

囲碁をすることによって、前頭前野が発達し、記憶力が向上するという医学的研究も為されています。

参考:日本棋院サイト

 

囲碁ではよく、対局後に検討を行ないます。

この時こうだった、あの時こうすれば…といったことを振り返り、繰り返すことで学習していく面があります。

そういったことを繰り返すことによって、記憶力の向上が見込まれます。

 

⑨コミュニケーション能力を高める

囲碁は、自分と相手、一手一手交互に打って行きますが、

一手には相手の意志、意図が含まれています。

 

相手の事を考えず、自分が好き勝手に打つだけでは勝利することは難しいでしょう。

相手の立場に立ち、相手の意志、意図を考えた上で、自分の手を打って行くのです。

 

このように、相手の立場で考えることを繰り返すことによって、コミュニケーション能力の向上も見込めます。

 

また、囲碁は年代や性別、国籍や言語を必要とせず、相手との一手一手のやりとりができるため、

非常に優れたコミュニケーションツールであるとも言えます。

そのため、囲碁は「手談」であるとも言われています。

 

まとめと個人的なメリット

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このように、囲碁をやることによって、様々な能力の向上が見込まれます。

 

囲碁は老若男女関係無く楽しむ事ができるので、

世代間や性別の垣根を超えての交流も盛んになり、コミュニティも広がります。

 

一度覚えれば一生楽しめるのも囲碁のメリットのひとつです。

 

 

 

…が、

 

 

私自身はそういったメリットにそこまで魅力は感じてません(笑)

 

私が思うに、上記メリットは一般的に謳われている結果論であって、

囲碁を打つ目的では無いのです。

 

 

最初のとっかかりはこのようなメリットから、

 

「いや、すごいなぁ。やってみようかなー」

 

といった感じで入るのもいいかもしれませんが、

 

 

実際に囲碁を始めてみると、

そんなメリットよりも、楽しさの方が増します。

 

 

・大人になった今でも、囲碁を通して自分が成長していることを感じる喜び。

 

・勝ったときの達成感。

 

・新しい発見に向けてのわくわく感。

 

・勝負の緊張感。

 

・様々な方との出会い。

 

・友人と、囲碁を通しての交流

 

 

以上が私にとっての囲碁をやるメリットとなっています。

 

 

新しく楽しむ趣味として、

年齢を気にせず、特に手間もお金もかからず、気軽に始められ、

ここまで楽しいと思えるものは、囲碁を除いてないんじゃないかな。

 

ということで、

 

皆さん、是非囲碁、やってみましょう!

 

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